
2013年12月11日

タイトルは「かごしまプロモーション課長 ぐりぶー物語」。相方の「さくら」や県内各地のゆるキャラも出演し、特産品や名所を紹介する。県観光課は「史上初のゆるキャラドラマ。ゆるキャラの力を結集し、県の知名度アップを図りたい」と意気込んでいる。
ぐりぶーは昨年12月、県のかごしまプロモーション課長とPRキャラクターに就任した。今年度の出動回数は11月末現在、昨年度同期比で約7倍の232件、グッズやイベントチラシなどへのデザイン使用数は約6倍の179件に上るなど、人気急上昇中だ。
ドラマは、課長のぐりぶーと幼なじみのさくらの恋模様が中心。ぐりぶーが“人間関係”や仕事に悩みながら、地域活性化のあり方について考えていく。時事ネタも織り込み、「本格トレンディードラマ」を目指すという。「イーサキング」(伊佐市)、「ばららちゃん」(かのやばら園)、「薩摩剣士隼人ファミリー」など、県内の様々なゆるキャラも出演する。
製作は「薩摩剣士 隼人」を手がけた「ボッケモンプロ」(鹿児島市)が担当。各回の放送後、インターネットの動画サイト「ユーチューブ」でも公開し、英語の字幕なども交えて国内外にPRする。
県庁で記者会見があり、出演する県内のゆるキャラ約40体が集結。ぐりぶーは「体が大きいから、部屋の出入りやエレベーターの乗り降りのシーンが難しかったぶー」と撮影の苦労について語った。製作総監督の外山雄大さんは「かわいいだけでなく、ゆるキャラが県民の間に根付くような作品に仕上げていきたい」と話した。
ドラマは南日本放送(MBC)で1月5日から放送される。日曜日の午前6時40分からの5分間で、全10回の予定。初回は鹿屋市出身のタレント、国生さゆりさんも出演する
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