
2013年12月08日

「きぼっこちゃん」は特産の土湯こけしをモチーフにしたデザインで、こけしの子どものような愛らしい姿を表現した。幅広い年齢層に受け入れられることを目指し、同青年部などが着ぐるみやグッズの製作などを検討する。
プロジェクトは東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの観光復興に活用するキャラクターを生み出そうと今年1月に始動した。デザインや名前に地域住民の意向を反映させるためアンケートや意見交換に取り組んだ。大阪市のイラストレーター・サカモトタカフミさんが仕上げた。
発表会では、土湯温泉観光協会の渡辺和裕会長が「震災から2年9カ月となり、攻めの活動に入らなければならない。キャラクターを土湯温泉の発展のために活用したい」とあいさつし、加藤貴之青年部長が「土湯の象徴として、温かく育てていきたい」と決意を示した。
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