2013年11月23日
羽生市の羽生水郷公園で23日、第4回ゆるキャラさみっとin羽生が開幕。初日は376のキャラクターが参加し、「1日のマスコット最多集合数」でギネス世界記録を達成した。昨年9月に認定された東京都の記録、263体を大幅に塗り替えた。
午前8時45分、「美し過ぎる認定員」と定評のあるギネスの公式認定員、マクミラン彩さんと舩津明日美さん2人が1体ずつチェックしながら、認定作業をスタート。約1時間15分がかりで午前9時58分、世界記録達成を確認した。
マクミランさんは「これだけのマスコットを見たことがない。日本らしいユニークキャラクターがたくさんいて楽しかった」。悲願の記録達成に実行委員長の大塚千鶴さんは感無量の様子。「多くの協力があったからこそ達成できた。さみっとを通して好きなキャラクターを増やしてほしい」と目をうるませた。
さみっとは、ゆるキャラでまちおこしを図る目的で、同市が2010年から開催。4回目の今年は、全国47都道府県と海外7カ国から375団体452キャラの参加申し込みがあった。
さみっと運営事務局の同市キャラクター推進室は今年、全国の各自治体などに対し、昨年より600通多い1500通の呼び掛け文を発送した。ホームページなどをチェックして新規開拓にも尽力。その努力が実り、人口5万6000人の同市で、日本一のイベントが実現した。
近年、全国に広がるゆるキャラブーム。今年1月には長崎県佐世保市のハウステンボスで、ゆるキャラ141体が「ヒゲダンス」を踊り、ギネス世界記録に登録されている。
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